この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

あるお菓子会社の社長さんのお話

プロの経営者と言える人はやっぱりスゴイです。先日、見かけた記事に、あるお菓子会社の社長さんのインタビューが載っていました。働く女性の視点から販売の活性化に成功したと書かれていますけど、会社の改革に成功したということなんです。その人は他の大手企業からその会社のCEOに就任して、改革を進めたのです。社員全体とさらには管理職の女性の比率を上げることを目標にしています。上級管理職には女性の候補者がいないとの声をよく聞くけど、それは探していないだけだと書いてありました。「管理職になりたがらない」なんていう声もあるけど、それは嘘だと社長は言い切っています。今までに社長がオファーをして断った人はいないと。なかなか勢いがあるというか、若干強制的なのかなって思ったけど、それは違っていました。そうやって、女性を昇進させるけれど、昇進させっぱなしではなかったのです。家事・育児に関してハンディを背負っていることは十分理解してくれて、なんと事業部長になった女性に対して、社長は「4時に帰れ」と指示していたんです。彼女もそれを忠実に守っているとのことなんです。そして、4時に帰ったからといって、何の問題も起きていないと綴られています。これは働き方改革なんだそうです。企業は必ず結果を出すことがコミットで、成果を出すためには主導的に働き、成果に繋がらないことはやらないと考えるべきだと言われています。けど、それって正しいと思います。ダラダラと会社で過ごすことが成果に繫がるとは思えません。「早く帰れ」ということはある意味、厳しい言葉だと言えるかもしれません。でも、みんなが働き方を見直せば、きっとその会社は伸びるんだと思います。

親孝行が義務?

最近あまり耳にしなくなった『親孝行』という言葉だけど、それを従業員に義務付けている会社があるんだそうです。『親孝行』を義務にするなんて、一体どんなところなんだろうとちょっと興味を持ちました。記事によると、そこでは、初任給を使っての親孝行が義務づけられているんだって。さらに、その際に伝える感謝の言葉まで新入社員研修で練習するというんですから驚きです。その1ヶ月後には実際にどんなことをしたかを発表する機会も設けられているだそうです。その際に、会社側はそれぞれの両親からの手紙を預かってきて、読み上げるというんです。みんなボロボロ涙を流してその手紙を聞くんだって。そんな機会を作ってもらわなければ、自分ではなかなか実行できないのかもしれません。きっと、それがきっかけで心からの感謝の気持ちが湧いてくるんだと思います。そして、それだけではなく、日々の実践も指導されているんだとか。
従業員は親に喜んでもらいたいとの思いを強く持つようになるから、仕事面でも成長していくんだそうです。従業員が成長すれば、それは業績アップに繋がります。社長は、親孝行を経営理念に掲げることで会社の経営方針がブレないし、好業績になると話しています。こういう人間味のある温かいお話しって大好きです。

人間は飽きるもの

先日読んだコラムに、人間はどんなに美味しいものや良い物であっても、それが続くと飽きるものだと書いてありました。「確かにそうだ」とすごく納得してしまいました。実はそのコラムというのは、コンビニの戦略についての記事だったんです。数々のヒット商品を生み出していくうえでの重要なことは常に新たな発想だと書いてありました。常識的になっていることや他のところがやっていることを同じようにやっていたのでは成功しないと。世の中では安いモノが求められていると考えがちだけど、そこにあえて、通常の倍以上の値段のモノを投入するなどです。ただし、そこには顧客が納得するだけの内容が必要だと書かれています。でも、いくらすごく美味しいと世間で絶賛されて大ヒットしたとしても、変化なくそのままでは飽きられるのは間違いないんだそうです。美味しければ美味しいほど、人間は繰り返し食べるから飽きるのも早いんだとか。だから、年に2,3回はリニューアルをし続けないといけないと考えるべきなんだって。それってかなり大変なことです。大ヒットしたからと言って安心できないんですね。ヒットしたその時点には、もう次の手段を考える必要があると言われています。いつも、コンビニには目新しいものがあって、季節の物などにはやっぱり注目してしまいます。でも、それこそが狙いなわけですね。企画・開発をしている人達の苦労がわかります。でも、そういう目をもって常に考えるということは、すべての仕事に通じることだと思います。私もこれからは、仕事にその考えを取り入れていきます。

英語を話すために捨てること

外国の人とコミュニケーションを取りたい、上手く英語を話したいと思っている人は多いですよね。私を含めて。外国人から声をかけられた時に四苦八苦した経験がある人なら、自分の語彙力のなさを嘆いたことがあるんじゃないかな。でも、『語彙力をつけなければ話せない』っていう固定概念が英語を話すうえで邪魔をしていると書かれた本があるんです。その概念を捨てることが大事なんだって。「どういうこと?」って思いますよね。
その本によると、日本人は中学・高校と6年間は英語を習っているから、すでに話せるだけのことは学習しているというんです。確かにそうですよね。いつも思うんだけど、外国の子供は、たとえば5歳くらいの子でも難しい言葉は知らないはずなのに、ペラペラと話しています。それは、日本の子供に関しても同じです。大切なことは、自分の言いたい事をそのまま言おうとするのではなく、知っている言葉に置き換えるということなんです。その意味が通じさえすれば問題がないわけだから、難しくしなくても良いということなんです。これって、YouTubeの動画で英会話レッスンをしている先生が言っていたことと同じです。頭の中でのその作業にさえ慣れれば、話せるしコミュニケーションも取れるから、自信を持てるようになり尻込みしなくなるって。なるほどです。
あと、問題はリスニング力ですよね。でも、それってかなり重要なポイントですよね。もし、これも簡単に解決する方法あるのなら、誰か教えてほしいです。

なぜ結果にコミットするのか

現代ではダイエットに興味があるのは女性だけではないですよね。日本の若い女性は太っていないのに太っていると思っている人が多いと言われていますけど、逆に年配の人はメタボとかロコモとか色々問題を抱えている人が多いみたいです。
この前、近年、話題のダイエット会社について書かれた記事を見かけました。ダイエットに良いと言われるサプリなどは数々あるし、スポーツジムに通う人も多い中、確実に結果を出しているということでテレビでも話題のジムです。『結果にコミットする』というフレーズは有名です。私も興味がなくはないです。行ってみたいというよりは、どんな仕組みになっているんだろう、リバウンドはしないのかな、などということが気になるんですよね。その記事によると、著者は実際に通ってみたらしく、自分の実体験を書いています。基本は運動と食事だけど、単にカロリーを減らすだけじゃないということころが特徴なんだそうです。とにかく糖質を減らすことと筋肉をつける運動が基本なんだって。記事を読んでビックリしたのは、サーロインステーキとざるそばの比較です。断然、お肉の方が太りやすいと思ってしまうけど、実際には違うみたいです。実はざるそばには角砂糖10個分もの糖質が含まれているから、要注意なんだって。どうもポイントはそこらしいです。そのロジックをしっかり理解できるから、通わなくなってもリバウンドしにくいらしいんです。その記事を読んで、なんだか賢くなった気がします。日ごろから気を付けないといけないのは、糖質なんだなって。よし! 私も糖質制限をコミットします!

気がきく人がうまくいく

書店には自己啓発の本がたくさん並んでいます。雑誌でもオススメのものを紹介していることも多いです。そして、ビジネスにおいて何か良いヒントはないか、とか、自分という人間を磨くためのアドバイスがないかと、多くのビジネスパーソンがそんな本を求めています。私も自分をもっと高めたいといつも思っています。
先日、ある本が紹介されていて、「確かに!」って改めて考えさせられました。それは、『気がきく』ということについて書いてある本なんです。そこには『気がきく』というのは人に対する最大の褒め言葉だと書かれています。私も『気がきく人』には憧れます。私の周りにも本当に尊敬に値するほどの人がいます。彼女を見ていると、自分が情けなくなるときがあります。けど、その本によると、それは「1秒でできる」ことなんだそうです。常に目の前の人を笑顔にしたいとか、人の役に立ちたいという願いに基づいていて、それを行動や言葉、態度に現すことがそうなんです。だから、常に意識さえしていれば、ほんの1秒でできることなんだとか。でも、実際には99%の人はできていないのが事実らしいです。まず、自分がそうなりたい、そうありたいと『なりたい姿』を常にイメージすることが大事なんですって。常にイメージできれば、きっと意識できますものね。ちょっと頑張ります。1%の『気がきく人』になれるように。

こだわりのソフトクリーム

アイスはなんでも大好きだけど、特にソフトクリームが大好きです。最近はコンビニでも相当美味しいものがあります。旅に出かけたら、ご当地ソフトクリームには目がありません。地元特産のフルーツなどを使ったものも多いですよね。変わったところでは、「わさび」や「醤油」なんていうものもあります。以前食べた「わさび味」はすごく美味しかったなぁ。もちろん甘いんだけど、ふっと鼻にわさびの香りが来るんです。「おおーっ」と嬉しかったのを思い出します。
この前、タウン誌を読んでいたら、ソフトクリームの専門カフェを特集していたんです。専門店があるなんて全然知りませんでした。「行ってみたーい」と思わず声に出してしまいました。それぞれのお店が素材にこだわっていて、牧場から牛乳を取り寄せていたり、高い乳脂肪分の生乳を使用していたり、食感や口あたりを研究していたり、天然の甘みが特徴だったりと、大人を夢中にさせる品質の高さです。沢山並んだ写真はどれも本当に魅力的で、もし目の前にあったとしたら、目移りしてきっと選べないかもしれません。なかでも、有機牛乳にハチミツを染み込ませたというものは、「はぁ~」とため息が漏れるほどでした。完全に気分はソフトクリームです。とにかく近々どこか行かなきゃ気持ちが収まりません。

それがオチだったなんて!

子どもの頃に読んだ童話で今でも記憶に残っているものがいくつかあります。その中でも『不思議の国のアリス』は紙芝居も持っていて、何度も読んでいました。だから、アリスの顔や洋服も頭の中には鮮明に残っています。もちろん、走って行ったウサギもはっきりと覚えていますし、ハートの女王や猫や帽子屋なども記憶にあります。けど、途中の色んなキャラクターは覚えているのに肝心な結末がなぜか曖昧になってしまっていたんです。そのことには気づいていましたけど、そこをあえて追及しようとか真実を確かめようとか思いもしなかったし、友人とそんな話もしたことはありませんでした。
でも先日、『不思議の国のアリス』についての記事を読んだんです。それを読み始めた時には特に結末がどうだったかなんてことさえも気にも留めていませんでした。けど、あらすじの紹介を読み進めていくと、ラストの展開が衝撃だったんです。アリスはお姉さんの声で目が覚めるって……「不思議の国って夢だったのね」って唖然です。どうやってアリスは落ちた穴から出たのかって全く記憶になかったはずです。子どもの頃はラストが夢で終わっても全然受け入れられてたんですね。他にも、童話には最後は夢だったっていうのがあったように思います。今となっては、そんなことで終わるなんて許せないかもしれません。「こらぁ、夢だったんかい!」なんて、突っ込んでしまいそうですもの。

今度、行ってみない?

先日、タウン誌を読んでいたら新しい水族館のことが特集されていました。そこで見ることができる珍しい魚や動物の紹介や併設されているカフェのことなどが詳しく載っていて、写真を見ているだけで楽しくなりました。カフェなんか、とてもそんな所にあるお店と思えないくらいオシャレで洗練された感じなんです。それだけでも行ってみたくなります。でも、実際には久しく行っていません。一体いつ行ったかなって考えても思い出せません。友人と会ったとしても、久しぶりに映画に行こうかとか、話題になってる絵の展覧会に行こうかなどの話はあるけど、水族館は選択肢にあがることは絶対にないです。けど、タウン誌にも書いてあったけど、デートスポットとしてはオススメらしいです。地域ごとでの海の様子を再現されていることも多く、普段目にすることがない生き物を見ることで会話も広がるし、非日常な感じが気持ちを高めたりするんだって。まるで海のなかにいるような巨大な水槽があったり、水槽がトンネルになっていたりと、テンションが上がること間違いナシです。そういえば、小説やドラマや映画には時々出てきますよね。やっぱり、物語に必要なエッセンスがたくさん詰まった場所なんでしょうね。友人に提案してみようかな。「今度、水族館に行ってみない?」って。

やはり何事も練習です

先日、少し難しい本を読む機会がありました。ザイアンスの『動因理論』が書かれた本です。もともとの理論の説明はかなり難しいので、かなりかみ砕いて優しく分かりやすく説明したものです。けど、それを読んだら、『人間には本番に強い人と弱い人がいる』ということは、性格的なことではないんだなってわかりました。もちろん、緊張しやすい人やしにくい人はいると思うんだけど、根本的にはその違いや原因は個人の持っているものではないんです。この理論では、周りに他人がいる状況の中で何かをする場合、簡単で得意な課題ならよりスムーズに上手くできて、複雑で苦手な課題では一人の時よりも間違ったりミスをしたりしやすいというんです。私も経験があります。子どもの時のピアノの発表会で、家では弾けてたのに本番では間違ってしまったこと。面接やプレゼンなどでも同じです。その本にはフィギュアスケートのキム・ヨナ選手のことが取り上げられていました。高度な技を完ぺきに演じられる状態がいつものリラックスした状態であれば、いくら大勢の他人が周りにいたとしても、ミスすることなく時にはいつもよりスムーズに実力を発揮できると。その理論通りに力を発揮しようと思えば、練習を重ねる以外には方法はないんです。複雑で難しいことがリラックスした状態でできるようになるまでの練習が必要で、体に染み込ませることが重要なのです。そう考えたら、難しい理論云々ではなく、何事もやはり、繰り返し練習して努力するしか道はないってことですね。