童話には木や草が人間と同じように感情があったり話をしたりするものがいくつもあります。人間の気持ちがわかって寄り添って生きている物語もあります。でも、実際のところ、どうなんでしょう。でも、植物に話しかけると大きく元気に育つと聞いたことがあります。音楽を聞かせ育てた野菜は栄養価も高くて美味しいと書いてある記事を読んだこともあります。もちろん、絵本のように話をするわけではないけど、気持ちってあるのかなぁなんて漠然と思っていました。
職場にも観葉植物が置いてあるんだけど、毎日お水をあげて世話をしていると、やっぱり植物にも気持ちはあるって思えるんです。一番不思議に思ったのは、以前の上司が可愛がってた観葉植物なんだけど、その上司が転勤になってしまった後、急に元気がなくなりました。私のお世話が気に入らないんだってふと感じたんです。毎日、お水をあげてお世話をしているのに、その木から嫌われてると感じたんです。その話を職場の人に話したら、そんなバカなって笑い飛ばされてしまいました。そんなのは絵本の中の話だろって。でも、私は確信していたんです。だから、心の声で毎朝、話しかけるようにしたんです。「おはよう、元気かな」「今日はいいお天気だよ」って。そうしているうちに、その木はだんだん元気になっていったんです。私は木に許されたんだって感じました。よくよく考えてみたら、初め私は、やることはちゃんとしていても、半分は面倒だなって思って世話をしていたかもしれません。それがバレてたってことなんです。植物にも人間と同じように感情があるって、絵本の中だけの話ではありません。
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植物の気持ち
勝手にレモン
この前見かけた雑誌の記事に、『居酒屋で勝手にされて嫌な事』というのがあって、なるほどなぁって納得してしまいました。その中での堂々第一位が『唐揚げにレモンを絞る』だったんです。言われてみれば……ってことです。みんなでの集まりのときにも、無意識に誰かがレモンを絞っていたような気がします。私は酸っぱいものが好きで、レモンも好きだから、なんとも思ってなかったけど、苦手な人にすれば、そうですよね。折角の唐揚げが美味しく食べられないってことになりますもの。パリッとした食感が好きな人はかけないでってことで、もしかしたら、それが原因でケンカになるかも。あれって、どうなんでしょうね。さっぱり食べるためなのかな。でも、健康にもいいらしいし。かけたい人が自分で自分が食べる分に絞れば問題ないけど、そうなれば、一切れでは足りないし。そんな論争に一石を投じる案がその記事には載っていました。握りずしのわさび抜きが少数派のように、レモン要らない派の人は少数派だと自覚して、初めに申告するのがいいって。たしかに、そうすればケンカにもなりません。それに、一言「絞ってもいい?」と聞くべきですしね。絞りながら聞いてる人を見たことがあるけど、それではまるでコントです。みんなの意見を先に聞いてからにしなくちゃ。やっぱり必要なのはコミュニケーションですよね。