先日友達から連絡があり、本棚を整理していらない本が出たので処分しようと思うんだけど、欲しいのがあればもらって欲しいとの事でした。どんな本であれ、無料でもらえるならば!ということで、早速はせ参じてまいりました。友達は実家暮らしなので、家に招くのが恥ずかしいと言って一度も家に行ったことはなかったんですが、とても立派なお宅でびっくりしました。「ここが私の部屋だよ」と案内されたお部屋は、大きな本棚がいくつも立ち並ぶ本好きにとっては夢のような空間で、思わず感嘆の声が漏れました。この部屋に納めることができる量であれば、本はいくら買っても良いとご両親と約束しているらしいのですが、こんなに大きな本棚があってもやはり本はあふれてきてしまうんだそうです。定期的にお気に入りと手放しても良いものをより分けて、手放せるものは人にあげたり売ったりしているんだとか。シリーズ物にはまってしまったりすると、一気に本棚を圧迫するよねなんてあるあるを話しながら物色させてもらっていると、私が読みたいと思っていたシリーズ作品がまとめて手放しても良いものの中に入っていました。そのシリーズは10作品なんですが、9作品目までしか集まっておらず、「なんとなく情熱が冷めてしまって、揃っていないから手放そうと思って」とのことなのでありがたくいただいてくることに。シリーズ10作品自力で集めるのは大変で手を出しあぐねていた作品だったので、ラッキーでした♪
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空に広がる神話の世界
先日、月の写真集を見つけました。兎がいるように見えるのは本当だろうかと、写真の月をじっと見つめてみたのですが、映る影の、どこが耳かもわかりません。外国では女性の横顔に見えると言いますよね。そのつもりで見ても、私には鼻の位置すらわかりませんでした。写真だから見えない……なんてことは、ないでしょう。もともとの見方が難しいんだと思います。星座にしても、そうです。空にはいろいろな動物の名を冠した星座がありますが、線でつながれた本のものを見ても、いったいどうしてそんな動物に見えるんだろうというような形ばかりです。月にしろ星にしろ、その言い伝えや神話は昔の人が考えたこと。昔の人は、想像力が豊かだったのですね。子供の頃、ギリシャ神話の本を何度も読みました。親兄弟で戦ったり、一人の女の人をとりあったり。大人になった今考えると結構どろどろしていると感じますが、当時はきらきらした女神様や雄々しい男神様たちを想像しては楽しんでいました。その影響か、西洋占いも好きでした。タロットカードは持っていたのですが、占うことはできず。綺麗な絵柄だけを眺めていたことを覚えています。懐かしいな。今度は写真ではなく、本物の夜空を見上げてみることにしましょう。