この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

マツオヒロミ展

先日、イラストレーターのマツオヒロミ先生の美術展に行ってきました。

マツオヒロミ先生はレトロモダンな世界観やファッションのイラストが人気なイラストレーターで、今回が初めての個展出店になるそうです。とても人気のイラストレーターさんなので、もう何回かやっているのかと思っていたため少々驚きました。

マツオヒロミ先生の描かれる作品は明治・大正・昭和初期をテーマにしたものが多く、当時実際に女性たちが楽しんでいたファッションを基に独自のセンスやデザインでブラッシュアップされた衣装に身を包んだ色香が漂うような女性たちの姿にはトキメキを隠せません。

どうしてこうも可愛いのだろう、と画集やSNSに投稿されたイラストをずっと眺めていた時もあります(笑)

さて、その古典なのですが、1Fが画集を基にしたデパートをモチーフにした展示になっており、2Fもマツオヒロミ先生の漫画に出てくる女性が営んでいる古書店をモチーフにした展示となっていました。

中に入り、一番最初に目に入る順路の看板のキャッチコピーからもう可愛さが溢れています。「そぞろ歩けば 憧れおどるショーウィンドー」というコピーの通り展示ガラスの向こうに飾られたイラストや、コラボグッズのハンカチーフにハイヒールに心が躍りました。

普段見ることが出来ないアナログでのラフスケッチや、手書きでデザインされたテキスタイル案、ご主人がデザインされているというタイポグラフィのラフ、そして先生ご本人のものであろう1900年代初頭のファッション誌や新聞など貴重なものも沢山見ることができて幸せなひと時だったなと振り返って思います。

なお、2Fからは竹久夢二展も見れたので、そちらも楽しんでまいりました。

古典は6月頃までやっていたと思うので、是非足を運んでみてください。

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