この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

ジャズエイジの世界

最近、少し昔の映画を見るのにハマっています。そこで何か良いものはないかとamazon prime videoで探してみました。最近はレンタルビデオショップに行かなくてもこうして簡単に映画を見ることができるので便利ですね。
さて、そうして目に留まったのは「ゴッドファーザー」でした。評判が良いとは聞いていたものの、中々見る機会がなかったのでこれを機に見てみることに。
結論、なぜ今まで見てこなかったのかと後悔しました。それほど面白く、彼らが生きた華やぐジャズエイジの世界にどんどんのめりこんでいきました。

ゴッドファーザーの舞台は、第二次世界大戦後のアメリカ。そして、コルレオーネ・ファミリーという、アメリカで大きな権力を持ったマフィアのお話で、裏社会における家族愛と裏切り、仁義が巧妙に描かれた三部作の映画です。
ちなみに日本でのキャッチコピーは「権力という孤独、愛という悲しみ、男という生き方」というもの。
そのキャッチコピーの通り、裏社会で生きる彼らの格好良さ、家族愛、その陰にある裏切りと悲しみ、そして疑惑渦巻く人間ドラマが色濃く繰り広げられ、夢中になって三作通して見入ってしまいました。
まぁ、中々登場人物が多くて人を覚えるのが大変だったのですが……(笑)

主人公のマイケル・コルレオーネは家業を嫌い、マフィアになどならないと言っていたにも拘わらず、父の危機を期に立ち上がり、その計算高さや冷徹さで結果的に2代目ドンとしてファミリーを、そうして最終作では財団を率いるまでの人物になります。
大きな力を得た彼の栄枯盛衰に、ずっと心を揺さぶられ続けていました。

実際に彼がどうなったのかは……是非、映画を見てみてください!題材的に、当たり前に銃撃戦や人の生死のシーンが多いので苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが……(笑)

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